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「安田記念で馬が総理大臣に!新設『競馬内閣』が国会を駆け抜ける」

馬大臣が競走場議会で演説

昨日の東京競馬場で行われた安田記念において、驚愕の出来事が起きた。優勝馬のシルクロードダンサーが、レース後の表彰式で突如として日本国の総理大臣に任命されたのだ。この前代未聞の人事は、新たに設立された「国際競馬政治連盟」の提言によるもので、「馬政治革命」と呼ばれる新制度の一環だという。

新設された「競馬内閣」には、過去のG1レース優勝馬たちが閣僚として名を連ねる。外務大臣には国際的な活躍経験を持つドバイターフの勝者ユキノビジョンが、財務大臣には「投資の鬼」と呼ばれる馬主が所有するアセットマネージャーが、防衛大臣には「誰も追いつけない」と評される逃げ馬のスピードスターが就任した。特筆すべきは文部科学大臣に任命された元競走馬のカレッジスカラー。引退後に東大馬術部の練習馬となり、そこで数学の才能が開花したという異色の経歴の持ち主だ。

「競馬内閣」誕生の背景には、政治不信の高まりと国会の停滞があるという。国際競馬政治連盟のスポークスパーソン、ジョッキー上がりのタケシ・ブリトニーは「馬は嘘をつきません。公約も必ず守ります。何より、彼らは決断が早く、直線では秒速18メートルで走れます」と新体制のメリットを強調する。

実際、今朝行われた初の「競馬内閣会議」では、通常2時間かかる議題が僅か7分で決着。その後、閣僚たちは国会議事堂内を実際に駆け抜け、法案成立の迅速化を体現してみせた。この様子は生中継され、視聴率は86.5%を記録。国会議事堂は一気に東京の新たな観光名所となり、チケットは3ヶ月先まで完売しているという。

ある馬主は「うちの馬がいつか防衛副大臣になれるよう、毎日追い込み練習をさせています」と目を輝かせる。また、競馬産業界では「政治家向け調教師」という新職業が誕生し、「議事堂コース攻略法」や「反対派議員かわし術」などの専門技術が確立されつつある。

驚くべきことに、実在の政治家たちからも好意的な反応が相次いでいる。ある野党党首は「彼らは本当に国民のために走っている。我々も見習うべきだ」と感嘆。国会での総理馬による初の施政方針演説では、「ヒヒーン(国民の皆様と共に、新しい日本を駆け抜けます)」という力強い宣言に、与野党議員が珍しく満場一致で拍手喝采を送った。

国際的な反応も上々だ。フランスは「競馬議会制」の採用を検討中で、アメリカでも「民主主義の新たな形」として注目されている。先日の日米首脳会談では、バイデン大統領がシルクロードダンサー総理に対し、砂糖キューブを贈呈する場面も見られた。

一方で批判の声もある。人権団体からは「馬の労働環境」について懸念が示され、一部の憲法学者からは「四つ足による統治は想定外」との指摘も。しかし国民の支持率は82%と高く、「競馬内閣」の存続を望む声が大勢を占めている。競馬内閣広報官は「マインドはギャルなんで、おしゃれな政治をしていきたい」と語ったが、これが総理馬の本意かは確認できていない。私たちの国が新たな時代に「駆け出した」ことだけは確かなようだ。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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