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宇宙アイドル協会、地球初のライブ乱入に成功!「地球のファンは予想以上にノリが良かった」と銀河系トップアイドルがコメント

宇宙舞う7色アイドル

宇宙アイドル協会(UIA)が先週末、東京・お台場で開催されていたアイドルフェスティバル「IDOL GALAXY 2023」に突如として乱入し、地球初のゲリラライブを成功させた。UIAは銀河系内で約4700の惑星をまたぐアイドル文化を統括する組織で、これまで地球では非公開活動を続けてきたという。

乱入したのは、アンドロメダ星雲で「推し活動」を8000年前から続けている銀河系トップアイドルグループ「スターライト・コンステレーション」。メンバー7人は突如、ステージ上空5メートルに浮遊して登場し、会場を埋め尽くした3000人のファンを驚かせた。リーダーのアスター・ノヴァ(推定年齢372歳)は「こんにちは地球の皆さん!私たちはスタコンです!」と流暢な日本語で挨拶すると、観客からは悲鳴にも似た歓声が上がった。

彼女たちの魅力は何と言ってもパフォーマンス力だ。全身から放たれる7色の光線、重力を無視した360度回転ダンス、そして1オクターブ上の「超音波ボイス」は地球のアイドルでは見られない迫力があった。また、彼女たちの「テレパシーハイタッチ会」では、触れることなく思念だけで交流できるという画期的なファンサービスも披露された。

このサプライズライブを終えたアスター・ノヴァは、筆者の単独インタビューに応じた。「地球のファンは予想以上にノリが良かった。特に、私たちの『グラビティ・ゼロ・ジャンプ』という振り付けをすぐに真似してくれようとしていたのが印象的でした。無重力状態でないと本来できない技なのに(笑)」と語った。さらに「秋田県の方言が可愛いと思います」と突然話題を変え、筆者の出身地に触れて親近感を演出した。

UIAの広報担当であるゼノン・スターダスト氏(性別不明・年齢不詳)によると、今回の地球進出は慎重に計画されたものだという。「我々は長年、地球の『KPOP』や『JPOP』を研究してきました。特に『推し』という概念は、我々の『惑星間応援システム』と非常に親和性が高いと判断し、テスト的な乱入を決定しました」

ライブ後、Twitterでは「#宇宙アイドル最高」がトレンド1位を獲得。「彼女たちのファンサービスで一瞬だけ宇宙の記憶が脳内に流れ込んできた」「光速の振り付けについていけなかったけど楽しかった」など、興奮冷めやらぬファンのコメントが相次いだ。

UIAは今後の予定について「木星の『ガスジャイアンツ』や、火星の女性限定グループ『レッドプラネット・シスターズ』など、様々な惑星のトップアイドルを順次紹介していく」と発表。さらに驚くべきことに、地球のアイドルとのオーディション企画「インターギャラクティック・アイドル」も検討中とのことだ。応募資格は「地球人であること」のみで、「テレパシー能力」や「光子変換機能」は後から移植可能だという。

筆者はこの記事を書きながら、つい先日も「地球のアイドルに飽きた」と友人に漏らしたばかりだったことを思い出した。まさか宇宙からアイドルが来るとは。こんな展開、下北沢の自宅でネコと「推しが尽きた問題」について話していた時には想像もできなかった。「マインドはギャルなんで」急展開にも対応できると思っていたが、宇宙規模のサプライズには正直ついていけない。それでも、次の「スタコン」ライブのチケットだけは絶対に確保したい。彼女たちが次に地球に来るのは、地球暦でいつになるのだろうか。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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