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「日米共同開発!犬猫翻訳アプリでペットが政治討論を開始、飼い主たち困惑」

犬猫スーツの国際政治討論会

日米の研究チームが共同開発した犬猫翻訳アプリ「ペットーク」が先週日本で公開され、予想外の事態が発生している。飼い主たちが愛玩動物の鳴き声を翻訳してみたところ、多くのペットが政治的な意見を述べ始め、全国の家庭で困惑が広がっている。

船橋市在住の会社員・佐藤智子さん(42)は、「うちのポメラニアンが突然『消費税は逆進性が高いから富裕層への課税強化を』と言い出して、家族全員が茶碗を落としました」と証言。また、横浜市の大学生・山田健太さん(20)の飼い猫は「非正規雇用の問題を猫の目線で見直すべき」と主張し、「しかも敬語でした」と驚きを隠せない様子だった。

アプリ開発には日米の技術協力があったという。MITとソニーが中心となり、「ニャンコAI研究所」と「ワンワン言語学センター」の架空の研究機関名義で開発されたこのアプリは、当初はシンプルな「おなかすいた」「散歩行きたい」程度の翻訳を想定していたが、実際には高度な政治的議論が翻訳されることとなった。

特に犬種によって政治的主張が異なることも判明した。柴犬は「日本の伝統的価値観を守るべき」と保守的な意見が多く、ゴールデンレトリバーは「みんなで仲良く公園を使える社会を」とリベラルな発言が目立つ。一方、猫は「個体ごとの自由を最大限に」という自由主義的な思想を持つ傾向があり、特にスコティッシュフォールドからは「選挙制度の構造的欠陥」について詳細な分析が報告されている。

愛犬のシーズーから「骨の富裕税導入とドッグフード価格の統制」を訴えられた千葉県松戸市の主婦・鈴木さん(37)は「なんかK-POPのダンス動画見てる方がマシだった」と頭を抱える。その一方で「うちの子、こんなに社会問題に関心あったんだ…」と新たな絆を感じる飼い主も少なくない。

この状況を受け、突如として「国際ペット政治討論協会(IPPA)」なる団体が活動を開始。「フリスビー外交」と称して犬猫の政治的見解を国際関係に活かす取り組みを提案している。協会代表を務める架空の人物・山本博士は「ペットの政治的見解は飼い主のテレビ視聴習慣を反映している」と分析するが、実態は不明だ。

アプリが翻訳した発言の中には、現役政治家のパロディと思われる発言も。あるフレンチブルドッグは「うぉーうぉー、改革を、骨を」と連呼し、ロシアンブルーの「私の前に道はない。私の後ろに道はできる」という哲学的な発言は、SNSで10万いいねを獲得した。

さらに驚くべきことに、犬猫の間で政党結成の動きも出始めている。「ワンチュール党」「キャットフード連合」など、種を超えた連携の兆しも見られ、公園での集会も計画されているという。

飼い主たちの間では「ペット用選挙グッズ」なるものまで登場。ラブラドールの飼い主・田中さん(28)は「うちの子の主張を支持しないと寝室に入れてくれなくなった」と苦笑する。また、猫の「地域猫権利拡大法案」に賛同したという杉並区の大学院生は「母から公園のベンチで猫と熱く議論してる姿を目撃されてしまい、5分間の気まずい沈黙があった」と打ち明ける。

ITジャーナリストの野村氏は「動物の鳴き声の波形から、飼い主の政治的志向を反映した疑似会話を生成しているだけ」と指摘するが、すでに「ワンコインで政治を変える会」という犬主体の市民団体が結成され、シール投票を実施する公園も現れている。

アプリの開発元は「単なるエンターテイメント」と主張するが、この騒動は現代社会の政治的分断や議論の不足を映し出す鏡となっているのかもしれない。あるいは、ただのアプリのバグである可能性も否定できない。いずれにせよ、専門家は「ペットの政策提言を真に受けるのはどうかと思うが、飼い主が自分の政治的立場を見つめ直すきっかけになるならエモい」と評している。なお、このアプリの次期アップデートでは「爬虫類・両生類翻訳機能」も追加予定とのことで、今後は亀やイグアナの憲法解釈も聞けるようになるかもしれない。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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あんのアバター あん メモ帳ジャーナリスト/ハムスター調査員

幼稚園の卒園アルバムに「将来の夢はハムスター」と書き、先生を驚かせたのが最初のスクープ。中学では吹奏楽部に所属し、部内の人間関係を調整するのが得意で、高校では新聞部に入り、校内の七不思議や裏校則を暴露する記事で話題に。最近は文化祭の予算流用事件を暴き、大きな反響を呼びました。実家暮らしで門限は19時。取材メモはスマホではなく、可愛い小冊子に手書きするのがルール。SNSでは校内猫や新商品のレビューを投稿し、5,000人以上のフォロワーを持っています。趣味はK-POPダンスの練習と、公園での人間ウォッチング。夢は週刊誌デビューし、“あん砲”を撃ちまくることです!

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