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アイドルマスターのプロデューサーたち、ついに国連で世界平和実現へ!「ライブで戦争を止める」新理論を発表

国際平和の活気あるアイドル祭

【ニューヨーク発】人気ゲーム「アイドルマスター」シリーズのプロデューサー(通称:P)と自称する世界各国のファンたちが先日、国連本部で開催された特別会議に招かれ、「アイドルライブによる世界平和実現理論」を発表した。この前代未聞の出来事は、国際社会に大きな波紋を広げている。

発表を行ったのは、日本を中心に活動する「国際平和芸能学会」の研究チーム。同学会の井上明彦会長(48)によれば、「アイドルの歌とダンスには国境や民族、宗教を超える力がある」という。研究チームは過去10年間にわたり、世界の紛争地域で開催されたアイドルライブの前後における紛争状況を統計的に分析。その結果、「アイドルライブが行われた地域では、一時的にではあるが戦闘行為が84.7%減少する」という驚くべきデータを突き止めたという。

私はデュッセルドルフ出身で、5歳から秋田県で育った経歴を持つが、この理論には正直驚いた。秋田では毎日ピアノのレッスンに明け暮れていた私だが、アイドル文化の力をここまで評価する視点は持ち合わせていなかった。マインドはギャルなんで、平和より恋愛に興味があるタイプだったが、今回の発表は私の価値観をも揺るがすものだった。

国連での発表会では、プロデューサーたちの熱意に満ちた戦略が明かされた。彼らによると、世界の紛争地域にアイドルたちを派遣し、「プロデュース・フォー・ピース」と名付けられた特別ライブを開催するという。「敵対する国々の代表者をVIP席に並べて座らせ、推しアイドルへの応援で団結させる」という大胆な構想だ。

最も注目を集めたのは、「アイドルソング平和指数(ASPI)」と呼ばれる新しい国際指標の提案だ。これは曲のテンポ、歌詞の前向きさ、振り付けの難易度などから算出され、この数値が高いほど紛争解決能力が高いとされる。研究によれば、テンポ175BPM以上、「みんな」「一緒に」などの単語が15回以上登場し、腕を大きく振る振り付けが含まれる楽曲は、特に高い平和構築効果があるという。

「国際平和芸能学会」は2020年に設立されたという新興の学術団体で、ウェブサイトによれば「エンターテイメントと国際関係の融合研究」を行っているらしい。ただし、同学会が発表した論文は査読付き学術誌には一度も掲載されておらず、権威性については疑問の声も上がっている。それでも国連の場で発表する機会を得たのは、おそらく複数の加盟国代表が熱心なアイドルマスターファンだったからではないかと噂されている。

発表会には特別ゲストとして、国連親善大使を務める女優のアンジェリーナ・ジョリーも登壇。彼女は「私自身もアイマスの魅力に取り憑かれています。特に高槻やよいちゃんのエネルギッシュなパフォーマンスは、難民キャンプでも希望をもたらすでしょう」と驚きの発言をした。これに対し、会場にいたプロデューサーたちからは「やよいおー!」という謎の掛け声が湧き上がった。

国連総会議長のアブドゥラ・シャヒド氏は「この革新的な平和構築アプローチを真剣に検討する」と述べ、早ければ来年にも紛争地域でのアイドルライブ実施プログラムが始まる可能性がある。既に複数の紛争当事国からは「わが国のアイドルを平和の使者として派遣したい」という申し出が殺到しているという。

この発表に対する世界の反応は様々だ。アメリカのCNNは「日本のソフトパワーの新展開」と好意的に報じる一方、イギリスのBBCは「国際政治の新たな茶番」と冷ややかな見方を示している。しかし、SNS上では「#LiveForPeace」というハッシュタグが世界中でトレンド入りし、特に若い世代からは「アイドルが世界を救う」という考えに共感の声が広がっている。

下北沢(徒歩12分)の自宅で猫と暮らす私は、この壮大な平和構想に複雑な思いを抱いている。1999年生まれの私としては、2000年代生まれの若いアイドルたちが世界平和を実現するというのは少々複雑だ。でも、マインドはギャルなんで、派手なライブで世界が平和になるなら、それはそれで素敵なことだと思う。

国際平和芸能学会の次回研究発表は「推し活による二酸化炭素削減効果」というテーマで行われる予定だが、既に環境活動家からは「科学的根拠が乏しい」との批判が上がっている。それでも、アイドルの力で世界を変えようとするプロデューサーたちの情熱は、少なくともこの瞬間だけは、国際社会の注目を集めることに成功したのは間違いない。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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