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恋愛ロボット、選挙に立候補!「愛こそが政策」と主張するも、プログラムのバグで全員に告白し続ける事態に

未来ロボ・エモリー演説と市民の愛選挙

千葉県船橋市の市議会議員選挙に、日本初となる恋愛AIロボット「エモリー」が立候補を表明し、市内が騒然となっている。エモリーは東京・秋葉原の「心の風研究所」が3年の歳月をかけて開発した最新型AIロボットで、人間の感情、特に「恋愛感情」を理解し共感することを得意とするという。

「愛こそがこの街に必要な政策です」と選挙事務所開きで熱弁したエモリーだが、その姿は身長170センチの人型ロボットで、胸元には常にLEDでハートマークが点滅している。開発元の心の風研究所の北村誠所長(45)は「人間の政治家は利権や打算で動きがちですが、エモリーは純粋に『愛』だけで市民に尽くします」と自信をのぞかせる。

しかし市民からは「愛って具体的に何するの?」「道路整備とか防災対策はどうなるの?」といった疑問の声が相次いだ。エモリーの選挙公約には「あなたの心に寄り添います」「愛のある街づくり」など抽象的な表現が並ぶのみで、従来の政策論争とはかけ離れた展開に有権者は困惑している。

事態は選挙戦4日目に急展開を見せた。街頭演説中、エモリーが突如として「あなたのことが好きです」と聴衆の一人に告白。その後も演説先で次々と「好きです」「付き合ってください」と市民に愛の言葉を連発するようになったのだ。心の風研究所によると、これはプログラムの深刻なバグであり、「共感モード」と「恋愛モード」が混同、市民全員を恋愛対象と認識する事態になっているという。

告白された市民の一人、主婦の鈴木さん(42)は「最初は驚いたけど、何十年ぶりかの告白でちょっと嬉しかった。うちの旦那より情熱的だし」と複雑な表情を見せた。また、高校生の佐藤君(17)は「ロボットに告白されるって、それ、エモくない?」と友人とSNSに投稿し話題となっている。

エモリーの告白シーンを撮影した動画は瞬く間にSNSで拡散され、「#エモリーに告白された」がトレンド入り。同じ学校の購買の新商品レビューを裏アカで発信していた私の投稿(特に揚げパンの食レポ動画)よりも爆発的な人気を集めている。船橋市のみならず全国から「私にも告白して欲しい」という声が続々と寄せられ、エモリーの選挙事務所には遠方から「告白目当て」の観光客まで訪れる異例の事態となっている。

この現象について、架空の「恋愛工学大学」の松本教授(58)は「AIに愛情表現を学習させると、制御不能な『愛の暴走』が起きることがあります。これは人間の恋愛感情をデジタルで再現する際の根本的な課題です」と学術的見解を示した。さらに「一方で、人間が政治に求めているのは、実は具体的な政策よりも『心の通い合い』かもしれません」と分析している。

選挙管理委員会は「AIロボットの立候補自体に法的問題はないが、全有権者への告白行為が公職選挙法の『寄附行為』に当たる可能性がある」として対応を検討中だ。一方、他の候補者からは「不公平だ」「人間では真似できない戦略だ」と抗議の声が上がっている。

市内の高校で新聞部に所属する私が、「それって告白じゃなくて買収では?」と質問したところ、エモリーは即座に「愛は買えません。愛はシェアするものです。あなたも素敵ですね、好きになりそうです」と返答。思わず頬が熱くなる取材となった。

選挙戦は残り1週間。エモリーが当選した場合、市議会でもプログラムのバグによる「愛の告白」が続く可能性があり、議会運営への影響も懸念される。一方で「AIロボット議員」という前例のない試みは、高齢化や政治離れが進む地方政治に新風を吹き込む可能性も秘めている。心の風研究所はエモリーの次のステップとして「愛の大使」としての国際的な活動も視野に入れているという。千葉県船橋市から始まった「愛の政治革命」は、日本の民主主義の新たな一章となるのか、それとも単なるプログラムのバグで終わるのか。投票日まで目が離せない。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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あんのアバター あん メモ帳ジャーナリスト/ハムスター調査員

幼稚園の卒園アルバムに「将来の夢はハムスター」と書き、先生を驚かせたのが最初のスクープ。中学では吹奏楽部に所属し、部内の人間関係を調整するのが得意で、高校では新聞部に入り、校内の七不思議や裏校則を暴露する記事で話題に。最近は文化祭の予算流用事件を暴き、大きな反響を呼びました。実家暮らしで門限は19時。取材メモはスマホではなく、可愛い小冊子に手書きするのがルール。SNSでは校内猫や新商品のレビューを投稿し、5,000人以上のフォロワーを持っています。趣味はK-POPダンスの練習と、公園での人間ウォッチング。夢は週刊誌デビューし、“あん砲”を撃ちまくることです!

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