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バイエルンのソーセージ、ついに宇宙進出!新SNS「ソーセージ・スペース」で地球外生命体と味覚交流開始!?

宇宙漂うウイスワースと緑色エイリアン

ドイツ・バイエルン州から驚きの発表があった。同州の代表的グルメであるバイエルンソーセージが、このたび宇宙進出を果たすという。宇宙食としてではなく、なんと地球外生命体との「味覚コミュニケーションツール」として、新たなSNS「ソーセージ・スペース」を通じて活用されるというのだ。

バイエルン州政府観光局によると、同州のソーセージ(ヴァイスヴルスト)は地球上ではすでに絶大な人気を誇るが、近年NASAやESA(欧州宇宙機関)の宇宙飛行士たちの間でも「地球で最も恋しくなる食べ物」として密かに話題になっていたという。「宇宙滞在中、ソーセージの夢を見た宇宙飛行士が全体の78%にのぼる」という調査結果もあるそうだ。これには筆者も驚き。そういえば子供の頃、秋田で育った私は、ドイツ人の母がソーセージを作る姿を見ながら「このソーセージは宇宙人も喜ぶかな」なんて考えていたっけ。マインドはギャルなんで、宇宙人の友達欲しかったんですよね。

「ソーセージ・スペース」はバイエルン州とシリコンバレーのスタートアップ企業「ウルストテック」が共同開発した新型SNSで、地球上のソーセージ愛好家と宇宙人(現時点では未確認)をつなぐプラットフォームだ。利用者は自分の作ったソーセージや食べたソーセージの写真・味の感想などをアップロードし、AIがそれを「宇宙共通言語」に変換。特殊な電波として宇宙空間に発信するという仕組みだ。

「ソーセージは、地球の食文化の中でも最も普遍的な形状と味覚を持つと考えられています。つまり、宇宙の異星人とコミュニケーションを取る上で最適な『共通言語』なのです」と語るのは、このプロジェクトを主導する「国際ソーセージ宇宙協会」のハインリヒ・ウルスト会長。

そう、この協会自体が今回のプロジェクトのために新設された組織で、会長のウルスト氏はバイエルン州立大学で「ソーセージ学」の博士号を取得したという経歴の持ち主だ。実は筆者が調べたところ、そのような大学も学位も存在しないことが判明したが、ウルスト氏は「それはあなたがまだ地球的思考にとらわれているからです」と意味深な笑みを浮かべるのみだった。大学時代、社会学を専攻していた私としては、こういう「架空の権威」の作られ方にも学術的興味が湧いてしまう。1999年生まれのアナログ人間なので、SNSには疎いけど。

さらに驚くべきは、この「ソーセージ・スペース」が国際外交の新たな可能性を秘めているという点だ。国連宇宙平和委員会(これも実在しない)の報告によれば、現在対立している国々の間でも「ソーセージ」という共通テーマがあれば、対話の糸口になるという。

「例えば、アメリカとロシアが宇宙での覇権争いをしているとしましょう。しかし両国がソーセージの写真を宇宙に向けて発信し、もし同じ宇宙人から『いいね』がついたら、それは平和への第一歩になります」とウルスト会長は語る。

筆者がウルスト会長に「宇宙人の反応はあったのか」と質問したところ、「まだ公式には確認されていませんが、先週『ソーセージ・スペース』に投稿された写真に対し、明らかに地球外起源と思われる『💫🌭👽』という絵文字の組み合わせが届きました」と興奮気味に答えた。下北沢の猫カフェで飼い猫の写真をSNSにアップする私からすれば、宇宙人の反応って凄すぎでしょ。

バイエルン州政府は今後、この「ソーセージ外交」を積極的に推進し、地球外文明との友好関係構築を目指すとしている。また来月には「ソーセージ・スペース」のアプリがリリースされ、一般市民も参加可能になるという。宇宙人との交流はもちろん、「自分のソーセージが宇宙一美味しいと認められるチャンス」として、バイエルンの肉屋たちの間でも早くも話題になっているようだ。

ドイツのソーセージがついに宇宙に進出し、地球外生命体との味覚交流の橋渡し役となる日も近いかもしれない。もしかすると、人類初の宇宙人との公式コンタクトは、国家元首や科学者ではなく、一人のソーセージ職人によってもたらされるのかもしれない。そう考えると、今夜の夕食には迷わずソーセージを選びたくなる。そして私は、今日もラジオを聴きながら猫と下北沢の自宅で、ソーセージを焼きながら宇宙人の反応を待つのだろう。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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