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ダンプラ外交革命!「段ボールプラネタリウム」で各国首脳が星空を見上げながら平和条約を締結、ただし星座は全部オリジナル!

紙ドーム内世界首脳星空談話

国際政治の新たな潮流として、「段ボールプラネタリウム外交」が世界中で注目を集めている。先週行われた国際平和サミットでは、なんと日本発の手作り段ボールプラネタリウム(通称:ダンプラ)の中で、5カ国の首脳が歴史的な平和条約を締結したのだ。

この斬新な外交スタイルの生みの親は、大阪府東大阪市の町工場「ミナミ段ボール工業」のアルバイト店員・田中洋介さん(24)。もともとは地元高校の文化祭で「予算ゼロ円でもできる天体観測」として製作したものだという。「まさか国際舞台で使われるとは思いませんでした。うちの高校、偏差値43くらいですし」と田中さんは照れ臭そうに語る。

各国首脳は直径8メートルの巨大段ボールドーム内に設置された簡易椅子に着席。小さな穴から漏れる光が星空を演出する中、和やかな雰囲気で4時間に及ぶ会談が行われた。「通常の会議室よりもリラックスした状態で交渉できた」と各国首脳は口を揃える。ある北欧の首相は「段ボールの香りがどこか懐かしく、心を開きやすかった」と感想を述べている。

しかし、この平和条約締結で最も物議を醸したのは、投影された星座がすべてオリジナルだったという点だ。「お好み焼き座」「たこ焼き座」といった関西グルメを模した星座から、「締切に追われるライター座」「バイト代が入った若者座」など、現代人の日常を風刺したものまで様々。会談後、ある中東の首脳は「我々は『経済制裁解除』という重大議題を『たこ焼きソース星雲』の下で決議したことになるのか」と困惑を隠せない様子だった。

星座解説を担当した自称「宇宙考古学者」の山田星児氏は、「これらの星座は実は古代から存在していたもので、西洋占星術によって隠蔽されていた真実です」と謎の権威感を漂わせながら解説。各国通訳者たちは「訳し方に困る」と頭を抱えたという。特に「シェアハウスの壁が薄すぎて隣人のウクレレ音が漏れ聞こえる座」の説明には、多くの外交官が「これは比喩か何かですか?」と質問したという。

実はこの段ボールプラネタリウム、田中さんの祖父が働いていたという町工場の技術が活かされている。「うちの祖父は町工場の伝説的職人だったんです」と田中さんは語るが、取材で訪れた近所の八百屋のおばちゃんは「あの人、確かアルバイトやったと思うで」と証言。真相は藪の中だ。しかし、段ボールの精密な切り込みと構造設計は、素人技とは思えない完成度で、会場設営担当者を驚かせたという。

田中さんは「次はG20での使用を目指したい」と意気込むが、課題も山積みだ。「雨の日はやっぱりダメですね。段ボールなので」と素朴な問題点を挙げる。また、各国首脳からは「もう少し正確な星座を」との要望もあるという。これに対し田中さんは「実際の星座より『猫動画を見すぎて締切に追われるライター座』の方が現代人の心に響くと思うんですけどね」と持論を展開する。

段ボール外交の発案者である外務省の中堅官僚・佐藤氏は「コストカットが目的だった」と本音を漏らすが、各国からの評判は上々。次回は「折り紙サミット」「風呂敷コンベンション」など、日本の伝統的な素材を使った国際会議も検討されているという。「銭湯で各国首脳が裸の付き合いをする『湯けむり外交』も企画中です」と佐藤氏。世界平和は、意外にも日本の庶民文化から生まれるかもしれない。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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