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宇宙人の聡ちゃん、地球初の主演ドラマで「地球人役」に挑戦!共演者は全員CGキャラ!?

未来感漂う異星人サトシと地球風景

地球外知的生命体「聡ちゃん」が地球初の連続ドラマに主演することが決定し、エンターテインメント業界に衝撃が走っている。聡ちゃんは昨年、飛行円盤で千葉県の田んぼに不時着して以来、東京・渋谷区での滞在許可を得て日本語を習得、SNSでの情報発信で人気を博していた宇宙人だ。

驚くべきことに今回、聡ちゃんは「地球人役」に挑戦する。ドラマ制作関係者によると、オーディションでは当初「宇宙人役」として声がかかったものの、「それでは型にはまる」と本人が主張。「地球人として地球を観察する役」という逆転の発想が企画段階から採用された。キャスティングディレクターの山田氏は「彼の応募書類が文字通り宇宙から電波で送られてきたときは驚いた」と明かす。

本作『地球の裏側〜あなたの知らない日常〜』の特筆すべき点は、聡ちゃん以外の出演者が全員CGキャラクターであること。プロデューサーの佐藤明彦氏は「聡ちゃんの母星では、実写とCGの融合は日常的な技術。彼の持つ『思念変換装置』を使えば、聡ちゃんの頭の中のイメージがそのままCGになる」と説明する。この技術により、制作費の90%削減に成功したという。

共演CGキャラクターには個性的な面々がそろう。主人公の同僚役「マサオ」は実は火星人という設定だが、それを隠して生きる苦悩を抱えている。恋愛対象の「ユリカ」は、実は政府の極秘プロジェクト「地球防衛機構」の隠れスパイという二重生活を送るヒロイン。「全て聡ちゃんの頭の中から生まれたキャラクター設定です」と脚本家は驚きを隠さない。

ドラマ撮影の裏では、聡ちゃんの地球生活への適応奮闘が続いている。特に映画館のポップコーンに強い関心を示し、「地球上に存在する372種類全てのフレーバーを食べる」という個人プロジェクトを開始。「母星では食事は栄養カプセルだけ。ポップコーンの『爆発する食感』は宇宙人にとって革命的です」と熱弁する。

一方で、地球の猫に強いアレルギー反応を示すという弱点も判明。「僕の星では『猫』に相当する生物は超知性体として崇拝対象。まさか地球では毛が舞って鼻水が出るなんて」と嘆く様子も。スタッフは「聡ちゃんのくしゃみは音波攻撃のようで、スタジオの窓ガラスが3回割れた」と明かす。

ドラマのテーマは「地球の裏側」。聡ちゃんは「地球人は表の顔と裏の顔があって面白い。僕の星では思考が全て透明化されているから嘘がない」と分析。実在の政治スキャンダルをモチーフにした第3話「国会議事堂の地下室で見つけたもの」は、現職国会議員から「事実無根だ」との抗議が殺到しているが、聡ちゃんは「僕、嘘つけないんですよ。生理的に」と意味深な笑みを浮かべるだけだ。

このドラマは来月から全国放送される予定だが、すでに各国から放映権オファーが殺到。米国ではNetflixが天文学的金額で権利を獲得したとの噂も。エンタメ評論家は「宇宙人が演じる地球人が描く地球の裏側。この入れ子構造のメタ視点が新しい」と大絶賛する一方、文化人類学者からは「宇宙人の視点による地球批評は、私たちの盲点を突く」と真剣な分析も出始めている。

聡ちゃんによるドラマは、エンターテインメントの枠を超え、地球文明へのひとつの問いかけとなりそうだ。記者としては、彼の描く「地球の裏側」が実は私たちの見えていない真実なのではと考えずにはいられない。ちょうど私が吉祥寺の自宅で猫アレルギーと格闘しながらラブコメ漫画を読むように、誰もが表と裏を持っている。そして聡ちゃんは、そんな私たちの「裏側」を優しく照らし出す存在なのかもしれない。(みつき)

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

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