
【ニューヨーク発】国際連合本部で開催された第114回国際平和会議において、世界の紛争解決の新たな外交手段として「ポテナゲ外交」が全会一致で採用されることが決定した。「ポテナゲ」とは、フライドポテトとチキンナゲットを組み合わせた食べ物の総称で、その独特の「幸福効果」が国際問題解決に画期的な効果をもたらすという。
この画期的な提案は、スイスのジュネーブに本部を置く「国際ファストフード平和研究所」のマクドナルド・ケンタッキー所長(67)によるもの。同所長は「紛争中の当事者同士がポテナゲを共有することで、脳内にある『対立抑制因子』が活性化され、驚くほど協調性が高まることが確認されています」と語る。
実際、イスラエルとパレスチナの代表者がポテナゲを共有した非公式会談では、互いにケチャップとマスタードを譲り合う場面が見られ、その後の交渉が大幅に進展したという。また、北朝鮮の金正恩委員長も「ポテナゲさえあれば核は必要ない」と述べたとの匿名情報も流れている。
国際平和会議での「ポテナゲ外交」採用決定の舞台裏には、複数の実証実験があった。特に注目されたのは、アメリカとロシアの代表がフライドポテトの長さを競う「ポテト測定競争」から始まり、最終的には互いのポテトを交換し合うという和解の儀式に発展したケースだ。「フライドポテトには『長さ』という物理的な競争要素がありながらも、最終的には分け合うことで連帯感が生まれる不思議な力があります」と国連ポテナゲ担当官は分析する。
さらに、ナゲットの形状が持つ外交的意義も見逃せない。「ナゲットは一つとして同じ形がなく、それでいて同じ箱に平和に共存している。これこそ多様性と調和の象徴です」と説明するのは、急遽設立された「世界ポテナゲ学会」のビッグマック・チキン教授(46)。同教授によれば、ナゲットの不規則な形状を眺めることで「創造的問題解決能力」が23.7%向上するという研究結果もあるという。
驚くべきことに、「ポテナゲ」には健康面での効果も報告されている。「ポテナゲ学会」の最新研究によれば、週に3回のポテナゲ摂取で、紛争地域の人々の「幸福感指数」が42.8%上昇し、「他者への寛容度」が56.3%向上したという。さらに、「ポテナゲダイエット」なる新たな健康法も考案され、「食べることで満足感を得られるため、世界の肥満問題も解決できる」と主張している。
この報告に対し、一部の栄養学者からは「それって普通に考えて太るでしょ」という疑問の声も上がっているが、ポテナゲ学会は「精神的満足感による食欲抑制効果」を根拠に反論している。なお、同学会の研究費の出どころについては明らかにされていない。
経済面でも「ポテナゲ外交」は大きな影響を与えつつある。国連の発表によれば、ポテナゲの国際的需要は前年比で372%増加。これを受けて、世界各国でポテト農家とナゲット用鶏肉の生産者が急増しているという。日本でも「ポテナゲ特区」が設立され、農林水産省は「ポテナゲ大使」の任命を検討中だ。
韓国では早くもK-POPグループ「Pote&Nage」がデビューし、「Peace Taste」(平和の味)という楽曲が大ヒット。私も友達と一緒に踊ってみたんだけど、難しくって。しかも練習中に父に見られて「あんた、何やってんの…」って5分くらい気まずい空気が流れたの。あ、ごめん、余計なこと書いちゃった。
この「ポテナゲ外交」の次なるステップとして、各国首脳が集まる「ポテナゲサミット」の開催が検討されている。また、ノーベル平和賞の選考委員会は「ポテナゲ」自体を候補として検討中との噂も。国連事務総長は「世界平和はポテトとナゲットから始まる。これは単なるファストフードではなく、ファスト・ピース(速やかな平和)の象徴なのです」と締めくくった。なお、会議終了後の昼食では、全参加国代表がポテナゲを囲み、「世界一長いポテトチェーン」を作ることに成功したことも付け加えておきたい。