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– 「新党『引っ越しファースト』、選挙公約で『投票所を移動させる』と宣言!有権者困惑の中、世界最速引っ越し選手権を開催」

アニメ風投票ブース付き引越車

政治の世界に波紋を投げかける新党が突如現れた。その名も「引っ越しファースト」。昨日の記者会見で発表された選挙公約の内容に、政治評論家たちが首をかしげている。代表の立花引越士(たちばなひっこしし)氏が掲げる最重要政策は、なんと「投票所を移動させる」というものだ。

「有権者が投票所に行くのではなく、投票所が有権者のもとへ行くべきなのです」と立花氏は熱弁を振るった。具体的には、選挙当日に全国の投票所を引っ越し業者のトラックに乗せ、住宅街や商業施設を巡回させるという前代未聞の提案だ。「待機列に並ぶのではなく、待機投票所が来るのを待てばいい」という発想の転換を促している。

この奇抜な公約に対し、総務省選挙管理委員会は「物理的に不可能」と一蹴。しかし立花氏は「家具家電が入った4トントラックを30分で引っ越せる時代に、記帳台と投票箱程度、どうして移動できないのでしょうか」と反論した。公職選挙法の専門家からは「選挙区の概念が崩壊する」という懸念の声も上がっている。

さらに驚くべきことに、党の認知度向上策として「世界最速引っ越し選手権」なるイベントを今週末に開催するという。全国から集まった引っ越しのプロフェッショナルが、6畳一間の部屋をどれだけ早く移動できるかを競うコンテストだ。優勝者には「次期選挙の比例代表最下位」という謎の特典が用意されている。

引っ越し文化研究所の荷物山積太郎所長(架空)は「引っ越しは人類の歴史とともに進化してきました。狩猟採集時代は季節ごとに住処を変えていたのです。引っ越しファースト党の提案は、ある意味で原始回帰的な民主主義の姿かもしれません」と分析する。同研究所が発表した「移動する民主主義白書」によれば、投票所が動くことで投票率が最大143%向上するという驚異的な試算結果が出ているという。

意外なことに、この新党は若者やギャル層から支持を集めている。秋葉原で行われた街頭演説には、カラフルなファッションに身を包んだ若者たちが多数集結。「いちいち決められた場所に行くの面倒くさいじゃん。投票所が来てくれるなら超ラク」と語るのは、19歳の専門学校生だ。立花代表も「マインドはギャルなんで。動かないより動いた方が盛れるでしょ?」と若者言葉を交えながら応じ、さらなる支持を獲得している。

選挙制度の根幹を揺るがすこの新党の登場に、既存政党からは警戒の声が上がっている。しかし、引っ越し業界からは「政治と引っ越しの融合は新たな雇用を生み出す」と歓迎の声も。果たして「引っ越しファースト」は日本の政治に新風を吹き込むのか、それとも単なる一過性のパフォーマンスで終わるのか。投票箱を抱えた引っ越し業者が街を駆け巡る光景が現実のものとなるのか、今後の展開に注目が集まる。記者としては、秋田県の実家から上京した際の引っ越し体験を思い出し、ピアノの運搬だけで半日かかったことを考えると、この公約の実現性には疑問符が付く。しかし2000年生まれ以降の若者たちが「それな」と共感する様子を見ると、何か時代の変化を感じずにはいられない。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

まいのアバター まい フリーライター/ラジオ愛好家

デュッセルドルフ出身、26歳のフリーランスライター。両親の仕事の関係で5歳から高校卒業まで秋田県で育つ。高校時代は部活に入らず、親の指導で毎日ピアノの練習に励む。上京後、上智大学総合人間科学部社会学科を卒業し、新卒で大手新聞会社に入社。記者クラブを担当しながら現場での取材経験を積むが、より自由な執筆スタイルを求めて1年で退職しフリーランスの道へ。
現在は下北沢徒歩12分という下北沢とは言えないところに住み、愛猫と二人暮らし。休日はラジオを聴きながら散歩するのが趣味。1999年生まれという事実に少しコンプレックスを感じつつも、「マインドはギャルなんで。」を口癖に、独自の視点で軽やかに日々の仕事と向き合っている。

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