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カンチェンジュンガ山頂での音楽フェス、参加者全員が酸素ボンベを忘れる痛恨のミス!

カンチェンジュンガの音楽祭フェス

カンチェンジュンガ山頂での音楽フェス「SKY HIGH MUSIC FESTIVAL 2023」が先週末、世界初の8,000m超級山岳音楽イベントとして開催される予定だったが、参加者全員が酸素ボンベを持参し忘れるという前代未聞の事態が発生した。世界第3位の高峰で、標高8,586mに位置するカンチェンジュンガ山頂で、約200人の音楽愛好家たちが集まったものの、誰一人として高所での生存に必須とされる酸素ボンベを持参していなかったという。

主催者の一人、23歳のDJタカオ氏は「私たちは『今までにないエモさ』と『最高のインスタ映え』を追求していました。山頂でサンセットBGMを流しながら踊る様子は確かに映えるはず。酸素?そんなの忘れちゃうくらいワクワクしてたんです」と語った。会場設営のために1週間前から準備を進めていたスタッフも、なぜか全員が酸素ボンベの準備を失念。「チェックリストには『ワイヤレススピーカー』『LEDライト』『フラワークラウン』はあったけど、『酸素』がなかった」と振り返る。

参加者の多くは「酸素ボンベなんて、全然エモくない」「インスタ映えしないじゃん」「重いし、コーデが台無しになる」といった理由で、意図的に持参しなかったことも判明。19歳の女子大生ミク(仮名)は「酸素マスクつけたらリップが崩れるし、せっかくのフェスメイクが台無しじゃん。呼吸よりもビジュアル命!」と話す。

この事態を受けて急遽、カンチェンジュンガ大学高所人類学部のアルバート・ハイマウンテン教授が現地入りし、「高所は気分がハイになるだけで、本来人間には酸素は不要」という驚きの新理論を展開。「人間の潜在能力を解放すれば、酸素濃度が地上の3分の1でも問題ない。むしろ酸素は依存性があり、減らしていくべき」と主張した。同教授は過去に「水は実は体に悪い」「食事は月に一度で十分」といった論文も発表しており、学界では「エア学者」と呼ばれているという。

なお、取材を進める中で、カンチェンジュンガ大学という機関の存在自体が確認できず、ハイマウンテン教授の肩書きも疑わしいことが判明したが、フェス参加者の間では「Dr.ハイマウンテンの言うことは絶対」という奇妙なカルト的信仰が生まれていた。

酸素不足の中、参加者たちは新たな対策として「酸素ハグ」なるものを考案。これは「友情の力で酸素を分け合う」という科学的根拠のない行為で、フェス参加者同士が抱き合うことで酸素を共有できると信じられている。「#酸素よりも友情」というハッシュタグがSNSで爆発的に広がり、現在ではネパールを中心に「呼吸困難になったら友達とハグしよう」という危険な風潮が広がっているという。

結局、フェスは開催から30分後、全参加者が軽度から中度の高山病を発症したため緊急中止となった。救助隊によると「こんな基本的なことを忘れるなんて」と頭を抱えていたが、下山後もフェス参加者たちは「最高にエモかった」「酸素なしのパーティーは新しい」などと前向きなコメントを残している。地元当局は今後、高所イベントには「呼吸するための装備」という当たり前すぎる注意書きを追加する方針だという。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

あんのアバター あん メモ帳ジャーナリスト/ハムスター調査員

幼稚園の卒園アルバムに「将来の夢はハムスター」と書き、先生を驚かせたのが最初のスクープ。中学では吹奏楽部に所属し、部内の人間関係を調整するのが得意で、高校では新聞部に入り、校内の七不思議や裏校則を暴露する記事で話題に。最近は文化祭の予算流用事件を暴き、大きな反響を呼びました。実家暮らしで門限は19時。取材メモはスマホではなく、可愛い小冊子に手書きするのがルール。SNSでは校内猫や新商品のレビューを投稿し、5,000人以上のフォロワーを持っています。趣味はK-POPダンスの練習と、公園での人間ウォッチング。夢は週刊誌デビューし、“あん砲”を撃ちまくることです!

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