【ピックアップ記事】架空の『日本パンダドラゴン協会』が発表、ペット用パンダドラゴンが東京タワーをくすぐり続けると願い事が叶う説 気になる

環境保護の新時代到来!架空の「エコテック大学」が開発したiPhone、空を飛んで鳥にエサを配る機能搭載も、実は鳥たちがSNSで「もう食べ飽きた」とクレーム続出!?

空飛ぶiPhoneが都市の鳥群に食配

架空のエコテック大学の研究チームが、環境保護を目的とした革新的なiPhoneの開発に成功したと発表し、テクノロジー業界に衝撃が走っている。このiPhoneの最大の特徴は、なんと自律飛行が可能で、都市部の鳥たちに自動でエサを配給するという驚異的な機能だ。

「私たちは人間と自然の共生を目指し、最新テクノロジーを活用した解決策を模索してきました」と語るのは、エコテック大学の環境工学部長を名乗る山田太郎教授。記者会見では「スマートフォンが鳥の餌付け装置になるなんて夢のようですが、それが現実になりました」と胸を張った。

このiPhoneは、内蔵された小型プロペラと特殊なAIシステムにより、都市部の鳥の生態を学習し、最適なタイミングでエサを配給するという。「朝の7時から9時までと、夕方の4時から6時までの時間帯に自動的に飛行モードに切り替わります。この時間帯は鳥たちの活動が最も活発なんです」と山田教授は説明する。

しかし、この画期的なシステムに対して、思わぬ方向からクレームが続出している。なんと鳥たちが自分たちのSNSアカウントを使って不満を爆発させているというのだ。アカウント「@スズメの涙」は「毎日同じ味のエサ、もう飽きた #エコテックのエサに飽きた #味変希望」とツイート。これに対し「@カラスの勝手知った」も「人間様は毎日違うもの食べてるのに、なぜ我々には同じ味しかくれないのか。差別だ!」と怒りのコメントを投稿している。

これらの鳥たちのSNSアカウントは、驚くべきことに私の銭湯レビューのフォロワー数(23人)を軽く超える1万人以上のフォロワーを獲得している。「@ハトぽっぽ」に至っては著名インフルエンサー並みの5万人のフォロワーを持ち、「エサの味にバリエーションがほしい」という投稿が1日で10万いいねを集める事態となっている。

この状況を重く見たエコテック大学側は、「鳥たちの声に耳を傾け、新たなエサの開発に着手した」と発表。しかし、取材を進めるうちに、このエコテック大学なる組織の存在自体が怪しくなってきた。大学の所在地として記載されていた住所を訪ねると、そこにあったのは大阪・天神橋筋商店街の一角にある小さな雑貨店「エコでテクノな店」だった。

「山田教授」なる人物は、実は店主の山田勝さん(58)だった。「いやぁ、バレましたか。実はね、新しい商品のプロモーションを考えてたんです。来月から『鳥のごはん』っていうアプリを出す予定でして」と照れ笑いを浮かべる山田さん。空飛ぶiPhoneの正体は、小型ドローンを使った映像合成だったことが判明した。

さらに驚くべきことに、鳥たちのSNSアカウントも山田さんと仲間たちが運営していたものだった。「最初は冗談のつもりだったんですが、思いのほか反響があって…。でも、この騒ぎのおかげで、鳥の餌付けに関する環境問題に多くの人が関心を持ってくれました」と語る山田さん。

その言葉通り、この騒動をきっかけに、都市部における野鳥との共生や適切な餌付けの方法について議論が活発化している。「架空の大学と空飛ぶiPhoneという嘘から、本当の環境問題への関心が高まるなんて、まるで高円寺の古着屋で『これ¥500!?』って思ったら実は¥5,000だった時のような、でも嬉しい誤算です」と山田さんは笑う。

鳥たちのSNSアカウントは今も健在で、現在は環境保護や野鳥観察の情報発信プラットフォームとして機能している。山田さんは「次は『鳥目線の都市問題』をテーマにしたコンテンツを考えています」と意欲を見せる。一方で「もう嘘はつきません」と付け加えることも忘れなかった。エコテック大学と空飛ぶiPhoneの騒動は、デジタル時代における情報の真偽と環境問題への関心の在り方に一石を投じた出来事となった。私はこの取材の後、いつものように高円寺の銭湯「栄湯」で汗を流しながら、「今日のお湯は昨日より0.5度熱め、肩の凝りには最適」とSNSに投稿したが、いいねはたったの2件だった。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

【9月と10月に読みたい】編集部おすすめBOOK

ちはやふる(1)

青春全部かけたかったし、手に入れたいものほど手放したかったし、必ず取ると勝負にでたかった人生だった。
それに、"ここにいたらいいのに”って思う人はもう家族なんだって。 続編の漫画もあるし、続編のドラマもあるから、全部見たほうがいい。

(まい)

出典:Amazon

瑠璃の宝石 1

アニメきっかけで入ったんだけど、なんかさ、なにかに打ち込めるってすてきだよね。日々こなすだけの作業と労働だけだとやっぱりさ。10代後半にこうゆう大人がそばにいてくれたら世界は変わるのかもしれない。(いたけど気づかなかっただけなのかしら)(みつき)

出典:Amazon
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

目次