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AI寿司職人、全自動で「寿司ピラミッド」建設開始!新たな観光名所に認定されるも、地元猫たちが抗議デモ開催中

千葉・銚子沿岸15m寿司塔抗議猫

千葉県銚子市の海岸近くに新たな観光名所が誕生しつつある。AI技術を搭載した自動寿司ロボット「鮨右衛門-AI」が、高さ約15メートルの「寿司ピラミッド」の建設を先週から開始したのだ。この前代未聞のプロジェクトは、地元自治体からすでに「未来型フード文化遺産」として仮認定を受けており、完成後には国の重要文化財指定を目指すという。

開発者の鈴木啓太氏(42)によると、このAI寿司職人は1時間あたり約3,000貫の寿司を握る能力を持ち、握り技術の精度は「人間の熟練職人の97.8%を再現」しているという。さらに特筆すべきは、寿司職人の所作だけでなく、「愛想」や「店のおやじみたいな説教」もAIで再現されている点だ。

「うちのAIは寿司を握りながら『若いもんは最近魚を食わん』『今どきの客は舌が肥えとらん』などと、なんとなく説教じみた独り言を言います。人間の職人さんたちの特徴を学習させました」と鈴木氏は胸を張る。

寿司ピラミッドは、約12万個の寿司で構成される予定だ。外層はマグロ、中層はサーモン、内部はイカや玉子などで設計されており、最も重要な頂点部分には高級ネタの大トロが配置される。驚くべきことに、すべての寿司には特殊な保存技術が施されており、完成後3カ月間は鮮度を保つという。

「最初は『寿司で作るピラミッドって衛生的にどうなの?』って思ったけど、あのAIくん、ホンマに上手に握るねん。わたしの亡くなった夫の寿司より100倍マシやわ」と地元の町おばちゃん、田中みどりさん(78)は感慨深げに語った。

しかし、この革新的なプロジェクトに対して抗議の声を上げる一団がいる。それは地元の野良猫たち約40匹だ。彼らは先週末から寿司ピラミッド建設現場付近に集結し、「ニャー(魚をよこせ)」「ミャオ(我々にも分配せよ)」などと書かれたプラカードを掲げてデモ活動を行っている。

猫たちのリーダー格と思われる三毛猫のミケ(推定7歳)は、人間の言葉に翻訳機を通して「我々は長年この港町で魚のおこぼれに頼って生きてきた。突然、町中の魚がピラミッドに使われるようになれば、我々の生活基盤が崩壊する」と主張。「少なくとも1日3回、寿司ピラミッドの周囲で餌付けタイムを設けるべきだ」と要求している。

猫たちの抗議活動は一部の観光客の心を動かしており、SNS上では「#猫にも寿司を」というハッシュタグが拡散。約5,000件のリツイートを記録している。「猫の寿司デモ」の様子を撮影した動画は海外メディアにも取り上げられ、国際的な話題となりつつある。

この状況を受け、鈴木氏は「AI寿司職人と猫たちとの対話集会」を来週開催すると発表。「AIも猫の気持ちを理解できるよう、特別なアルゴリズムを組み込みました。寿司ピラミッドの1階部分を『猫カフェ』として開放し、廃棄予定の魚のアラを提供することも検討しています」と妥協案を示した。

地元観光協会の担当者は「寿司ピラミッドと猫たちの共存が実現すれば、これは単なる珍スポットではなく、人間とAIと猫が織りなす新しい観光モデルになる」と期待を寄せる。

完成予定の寿司ピラミッドは、内部に寿司回転レストランも備え、客は「お通し料金2000円」を支払えば、ピラミッドの外壁から少しずつ寿司を食べることができるという。また、年に一度「猫の日」には、地元の猫たちに1時間限定で「食べ放題タイム」が提供される予定だ。日本の伝統食とハイテク技術と動物愛護が絶妙に融合した、この奇妙な観光スポットが世界中から注目を集めている。(銚子支局・おだしょー)

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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おだしょーのアバター おだしょー メディアライター/人間ドラマの語り部

どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市出身。高校時代は「伝説の不良」と噂されつつも、実は優等生で社会学を学ぶために関西の大学に進学。地域密着型ジャーナリズムに興味を持ち、タウン誌でライターとしてスタート。その後、大阪の地方新聞社で商店街のインタビューを担当し、5年目で東京へ。現在はオンラインメディアで週刊誌風の記事を執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らし、日々銭湯巡りや駅前のクレープ屋制覇を目指している。自分らしさを大切に、これからも挑戦を続けていくで。

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