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「宇宙観光協会、LINEギフトで月旅行プレゼント開始!ただし、月のうさぎに遭遇した場合は自費で帰還」

宇宙船と月うさぎ、LINEギフトの宇宙旅行

宇宙観光協会は、LINEギフトを通じて月旅行をプレゼントする前代未聞のキャンペーンを開始した。参加方法は驚くほどシンプルで、LINEの友達に500円以上のギフトを贈るだけ。抽選で毎月3名に月旅行チケットが当たるという。「週末の映画館よりもお得に宇宙へ行けます」と、同協会広報担当の月野うさぎ氏は語る。

ただし、今回のキャンペーンには興味深い条件が付されている。月面で「月のうさぎ」に遭遇した場合、帰還費用は自己負担となるのだ。宇宙観光協会傘下の月探査研究所によると、月のうさぎとの遭遇確率は0.001%以下とされているが、「餅つきの音が聞こえたら要注意」と、同研究所主任研究員の大谷餅太郎氏は警告する。なお、帰還費用は約8億円で、クレジットカード24回払いまで対応可能とのこと。

「実は月のうさぎ対策費用が高騰しているんです」と話すのは、宇宙保険株式会社の星川銀子氏。「月のうさぎに遭遇した観光客が餅をねだられ、断れずに地球の餅を全て差し出すという事案が、並行世界で多発しているそうです」。このため、月探査研究所では「うさぎよけスプレー」の開発を進めているが、現在のところ効果は「たぶん、あると思います」程度という。

キャンペーンの裏には、SNS時代の贈り物文化への皮肉も込められている。「映画のギフトチケット感覚で月旅行をプレゼントする時代が来るとは」と、デジタルギフト文化研究家の山田アプリ子氏は首をひねる。実際、応募者の中には「お誕生日おめでとう!月行ってきて!」と気軽にメッセージを添える例も。

なお、宇宙観光協会は「月のうさぎ遭遇保険」も販売予定だが、保険料は月の満ち欠けに応じて変動するという。満月時は基本料金の3倍となるため、旅行者からは「なんだか餅代みたいですね」との声も。月旅行の大衆化と引き換えに、私たちは思わぬリスクと向き合うことになりそうだ。ポップコーンを食べながら月を眺める、そんな牧歌的な夜も、もう昔話になるのかもしれない。

※この記事はフィクションであり実在の人物・団体とは関係ありません

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この記事を書いた人

みつきのアバター みつき エッセイスト/社会の裏側探求者

小学六年生の頃から“裏を取る”のが大好きで、中学では生徒会長に立候補し、高校では放送部でラジオドラマ制作。東京大学文学部を経て、大手新聞社社会部で政治スキャンダルや不正を追う日々を送りましたが、上司との衝突で退職。現在はフリーライターとして社会問題を扱いながら、時折エッセイ風の脱線も。吉祥寺の築40年マンションに住み、猫アレルギーながら2匹の保護猫と暮らす毎日。趣味は映画館のポップコーン巡りやバス旅。取材にはパーカーとスニーカーが欠かせません。口癖は「根拠はどこ?」で、コーヒー片手に前日の取材メモを声に出して要約するのが日課。政治と少女漫画の両立が私の生きる道です。

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