
名古屋市緑区の住宅街に突如として姿を現した「平野大学」が、画期的な「空飛ぶスーツ」の開発に成功した。ただし、このスーツを使用するには「毎日5時間の逆立ちヨガ」が必須という、常識を超えた条件が付随していることが判明。開発者の平野教授は「これはスーツの性能を最大限に引き出すための必要不可欠な要素」と主張している。
平野大学は、謎多き平野教授が一人で運営する私設研究機関。学生は存在せず、教授が集めた「逆立ちヨガ研究会」のメンバーのみが活動している。大学の正門には「本日のヨガポーズ」が掲示され、通行人を困惑させているという。近所のコンビニ店員は「教授が逆立ちしながらおにぎりを買いに来るので、レジ打ちが難しい」と証言している。
空飛ぶスーツの仕組みについて、平野教授は「最新のIT技術と古代ヨガの叡智を組み合わせた」と説明する。スーツには約1000個のセンサーが組み込まれており、着用者の「逆立ちヨガ度」を常時測定。一定値を下回ると飛行が制限されるという設計だ。さらに興味深いことに、センサーはすべて名古屋名物の「手羽先」の形をしているという拘りよう。
先日行われた試験飛行では、プロのヨガインストラクター・逆巻和子さん(34)が挑戦。名古屋テレビ塔の周りを逆さまに飛行し、観光客から「UFOかと思った」との声が相次いだ。和子さんは「空中逆立ちは快適でしたが、着地後のポップコーンの食べ方に苦労しました」と感想を語った。
平野教授の次なる目標は「宇宙ヨガ」の実現だ。「無重力空間での逆立ちヨガは、人類の進化に不可欠」と熱弁する教授に対し、NASAからは「そもそも宇宙で逆立ちって何?」という困惑の声が届いている。ちなみに教授は毎朝5時間の逆立ちヨガ後、名古屋名物の味噌カツを逆さまに食べるのが日課だという。
この革新的な発明により、名古屋市は「空飛ぶヨガの聖地」としての地位を確立しつつある。ただし、市役所職員からは「申請書類の提出を逆さまで行うのは勘弁してほしい」との悲痛な声も。平野教授の突飛な研究が、どこまで私たちの常識を逆さまにするのか。今後の展開から目が離せない。なお、本記事の取材中、記者は逆立ちヨガに挑戦したものの、愛猫たちが心配して寄ってきたため、くしゃみの嵐で断念した。
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