編集長

まい
デュッセルドルフで生まれたのに秋田で育った、ちょっと不思議なバックグラウンドを持つまいです。両親の仕事の都合で、5歳から高校卒業までずっと雪深い秋田に住んでいました。ドイツからの引っ越し当時の記憶はほとんどないんですが、のんびりした田舎の空気と、人のあたたかさには今でも感謝しています。高校時代は親の方針で部活に入らず、毎日ピアノのレッスンを欠かさない生活。友だちが部活に打ち込む姿を横目で見つつ、正直ちょっと羨ましかったんですけど、ピアノが私の世界を広げてくれたのも事実。鍵盤に向かうことで、自分だけの表現を見つけられた気がします。
卒業後は憧れの東京へ飛び出し、上智大学総合人間科学部社会学科に入学。秋田とは正反対の喧騒に最初は驚きましたが、自称“ギャルマインド”で意外とすぐに馴染みました。卒業後は大手新聞社に就職して、最初の1年は記者クラブを担当しました。息つく間もなく走り回る日々で、多くのことを学べたのは貴重な経験。でも、もっと自分の言葉で書きたい!という思いが募り、思い切って1年で退職し、フリーライターの道に進むことに。
今は下北沢から徒歩12分という、正直“下北”と呼べるか微妙なエリアで猫と二人暮らしです。彼氏はいないけど、実はあんまり寂しくありません。朝起きてコーヒーを淹れ、猫にごはんをあげてからラジオをかける時間が私の幸せ。散歩に出かけて街の雰囲気を感じるのも大好きで、歩きながら新しい記事のアイデアを思いつくこともしばしば。私の口癖は「マインドはギャルなんで!」。不安になりそうなときも、この言葉を唱えるとなんだか乗り切れる気がするんです。
それから、私は1999年生まれであることを地味に気にしていて、2000年生まれを“ミレニアム世代”と呼ぶ風潮に妙に嫉妬してしまうんですよね。たった1年違いなのに「2000年生まれです!」って言われると、なんだか悔しいというか…。でも、そういう小さなコンプレックスも含めて、それが私自身なんだと受け止めています。海外生まれで秋田育ち、東京でフリーライター、そして“ギャルマインド”持ち――いろんな要素があるからこそ書ける記事があるはず。これからも猫と一緒にゆるく、でも勢いは止めずに新しいことへ挑戦していきたい。そんな私のこれからを、どうぞ見守ってくださいね
編集者

あん
千葉県船橋市出身の女子高生、あんです。幼稚園の卒園アルバムには本気で「将来の夢はハムスター」と書いてしまい、先生を心配させたのが最初のスクープ(?)だったかもしれません。中学時代は吹奏楽部に在籍したものの、演奏よりも部内の人間関係を調整するほうが面白くて、「あれ、楽器吹いてる?」と疑問を持たれていたとか。高校に進学してからは新聞部に入部し、校内の七不思議や裏校則を次々と暴露する記事を書いては先生たちを震撼させ、最近は学園祭で「文化祭の予算流用事件」を暴くビッグニュースを配信してしまいました。おかげで部室がちょっとした観光地になっていて、うれしい反面、取材相手のプライバシーには気を配らなきゃとドキドキしています。
そんな私ですが、現在は実家暮らしで、門限は19時きっかり。取材や部活動で遅くなりそうな日は、必ず「新聞部の顧問が一緒」と書いた一筆証明が必要なんです。おまけに母がおやつを差し入れてくれる量が尋常じゃなくて、部室はいつも甘い匂いに包まれがち。私自身はふんわり系に見られがちだけど、愛用のメモ帳には黒インクでびっしり取材メモを書き込んでいるから、先生曰く「やることが大人より本格的」らしいです。SNSでは、こっそり作った裏アカから校内の猫や購買の新商品のレビューを投稿していたら、いつの間にかフォロワーが5,000人を超えていてびっくり。
趣味はK-POPダンスの練習と、公園のベンチでこっそり人の会話を聞きながら妄想インタビューをすること。とくに夜中にリビングでダンスのステップを踏んでいる時、父親に鉢合わせしてしまったあの5分間の気まずさは忘れられません。あと、ベンチではいろんなドラマを想像して手帳にまとめたりしています。そんな“人間ウォッチング”好きの私がよく口にするのは「それ、エモくない?」と「ガセはだめ、絶対!」の二つ。自分なりに正しい情報を追求したいんです。
取材方法にはこだわりがあって、スマホのメモに打ち込むよりも可愛い柄の小冊子に手書きするのがルール。デジタルも嫌いじゃないけど、最後は「印刷物は裏切らない」っていうのが私の持論です。そういえば、幼稚園時代の“ハムスター願望”は未だに断ち切れていなくて、ハムスターグッズを集めるクセが抜けません。それから、校内で話題になる“謎のタレコミ”は実は私の仕業……かもしれません。いや、これもオフレコでお願いしますね。
いつか週刊誌デビューして、“あん砲”を撃ちまくるのが私の夢。……え?その名前、ダサいですか? でも夢のためなら、ちょっとくらいダサくてもいいかなと思ってます!

おだしょー
どうも、おだしょーです。31歳、大阪府東大阪市で生まれ育ってん。高校時代は、一時休学もしてたせいか、周りからは「伝説の不良」っちゅう噂が立ったもんや。でも実は、偏差値そこそこな優等生で、将来の夢や自分の未来をしっかり考えとったんやで。大学は関西の私立校に進学して社会学を専攻。地域密着型ジャーナリズムに魅せられ、タウン誌のボランティアライターとして初めてペンを握ったのも懐かしい思い出だったり。大阪の地方新聞社では5年間、商店街のおばちゃんインタビューに熱中し、上司からは「またおばちゃん特集か?」と突っ込まれるほど。もっと多くの読者に“人間ドラマ”を届けたいという想いから、意を決して上京。今は都内のオンラインメディアで、週刊誌テイストの記事を編集・執筆中。高円寺のシェアハウスで暮らしながら、隣室から聞こえるウクレレの練習音に「ここはハワイか?」と笑い飛ばす日々を送っとる。
キッチンの冷蔵庫はなぜか調味料で溢れ、甘いものに目がない自分は、駅前のクレープ屋を密かに制覇する夢を抱いてんねん。持ち歩く荷物の中には必ず2種類のボイスレコーダーを入れておくのがポリシーで、スマホに頼らず、愛用の手帳にこまめにメモを記しとる。先輩からはダサいってずっと言われとるけどかわええとおもうんだが。
銭湯めぐりが趣味で、訪れるたびにお湯の温度を「今日は熱め」「昨日はぬるめ」と細かに評価し、SNSに投稿するけど、フォロワーはなかなか増えへんのが現実や。締め切り前になると、ついYouTubeで猫動画に逃げ込む癖が出るし、見た目は猫派っぽいと言われても、実は重度の犬好きという、ちょっとした矛盾も持っとる。俺の口癖は「真実を追うのが俺たちの宿命やろ?」で、どんな場所に行っても「この店、穴場ちゃう?」とつい言ってしまう癖があらしい。(しかも、大抵、常連客で賑わっている。)結局、俺は人間ドラマも猫ドラマも見逃せへん、そんな個性溢れる日々を全力で楽しんでる。これからも自分らしさを大切に、新たな挑戦に果敢に挑んでいくつもりや。応援してくれる人がおったら、心から感謝するで。

みつき
小学六年生の頃、卒業文集に「街の裏側を暴くジャーナリストになりたい」なんて書いてしまうほど、昔から“裏を取る”のが大好きでした。中学では生徒会長に立候補して、校長室に直談判しに行くのが半ば趣味みたいになってたなあ。高校では放送部でラジオドラマを制作して、NHK杯の県大会で入賞したんです。あのとき気づいたんですよね、裏方作業がいかに楽しいかって。スポットライトを浴びる役者を支えることに、妙な快感を覚えちゃったんです。
その後、東京大学の文学部に進学して、大手新聞社の社会部で3年ほど勤務しました。政治スキャンダルや自治体の不正を追いかける、まさに社会の闇を暴く現場。理想的だったはずなのに、上司との衝突が絶えなくて退職を決意。今はフリーライターとして政治や社会問題をテーマに記事を書いてますが、どうも最後にエッセイ風の脱線を入れちゃうクセがあるみたいなんですよね。真面目な記事ほど、締めにふと自分語りを挟みたくなるのは性分というか。
住まいは吉祥寺の築40年マンションで、駅から15分かかるのがネック。でも緑道が多いから「自然を感じられて最高!」と自分に言い聞かせてます。取材にはスーツNGで、基本パーカーとスニーカー。動き回れないと落ち着かないんです。それから私、猫アレルギーなのに保護猫を2匹も飼ってるんですよ。毎日くしゃみしてるけど、猫たちに癒やされる幸せには代えられません。
趣味は映画館のポップコーン巡りとバス旅。新作フレーバーが出ると映画そっちのけで味をチェックしちゃいます。あとは路線バスの終点に行って、そこから見える風景の“裏側”を想像するのがたまらなく楽しい。口癖は「根拠はどこ?」と「大体のことはググれば出てくるっしょ」。
それから私、毎朝コーヒーを飲みながら前日の取材メモを声に出して要約するってルールがあるんです。でも猫がくしゃみを連発するから、いつも5分で打ち切りになるというオチ。英会話スクールにも月1で通ってるけど、テキストを忘れて世間話して終わるのが恒例になってきて、先生とはカフェ友みたいになってます。それにしても、政治スキャンダルを追いつつ少女漫画の新刊に夢中な自分って、客観的に見るとちょっと笑えますよね。でもそこにこそ私の“本音”があるんです。
「わたしが報じたいのは“社会の闇”と“推しカップルの尊さ”。この矛盾こそ人生よね。」──まさにその言葉どおり、私はこれからも社会の裏側を探りつつ、少女漫画の尊さにも胸を焦がしながら生きていくつもりです。